#半沢直樹 #感謝と恩返し #大和田 #ドラッカー #CSR コロナ禍で鬱々としている皆さんも「半沢直樹」をみてハラハラしていることでしょう。 最終的にはどんでん返し(いろんな意味で)なるのも面白さの一つですね。 今回のドラマでは半沢や大和田が重なりあって使っている決め文句が 「感謝と恩返し」ですね。 この感謝と恩返しの理念は実は企業にも通じるものであります。 感謝と恩返しがもつイデオロギー 文字通り、感謝とは心にありがたく感ずることであり、 恩返しは人から受けた恩に報いることであります。 これは人と人(あるいは事象)との関わりあいから生じるもので、 決して一人立ちで成り立つものではありません。 必ず、起因するものがあってそのあとに派生するものです。 その派生の仕方も個人差があり、0の人もいれば宇宙的規模の人もいます。 さらに個人に限定して深めるならば その人の生い立ちや今まで関わってきたマターにもより大小異なるでしょう。 つまり、個人に至っては感謝と恩返しは 個人差があり、施しをされても「余計なお世話」とおもったり 「やってもらって当たり前」と思ったりします。 ところが、企業に至っては感謝と恩返しの矛先は1つではありません。 あのドラッカーの名言にもある 企業とは何 を理解するには、企業の目的から考えなければならない。 企業の目的は、それぞれの企業の外にある。 事実、企業は社会の機関であり、その目的は社会にある。 企業の目的として有効な定義は一つしかない。 すなわち、顧客の創造である。 ピーター・ドラッカー さて、みなさんはこの名言と感謝と恩返しとなにがつながっているのか? と思うかもしれませんね。 話が少し脱線しますが、私はピーター.F.ドラッカーが大好きです。 (参照:ドラッカー著書は こちら ) ドラッカーが下記のように著書に書き残しています。 この思想が納得いくものであり、ドラッカーにはまった理由です。 ・マーケティングとは「営業」をなくすことだ ・企業は社会の一員であるため社会に貢献することが第一義 ・短所を修正するよりも長所をのばせ ・組織に関わる人々が「生産的」に働き、仕事を通じて「自己実現」できるようにする こんなことを掲げている経営者がいるならお目にかかりたい。 ほとんどの経営者はきれいごとは並べます。 ところが実態はまったくうまく