60.ニューノーマル時代の雇用について。
元広告代理店勤務のmiyukiです。 #外出自粛で自宅で過ごすことが多くなっております。 ニューノーマル時代に入り、 仕事も#テレワークがふえて働き方が大きく変容したことは 間違いありません。 日本特有の、会社に出社し、9:00~18:00 残業あり の働き方は そぐわない構造に否応なしになりましたね。 #新型コロナのせいで(おかげで?)出社せずとも業務が成り立つということが判明し 綿連と続いてきた滅私奉公思想がコロナで断ち切られたといっても過言ではないでしょう。 さて、ニューノーマル時代の働き方とは? 今までの日本の雇用の現状はどうだったのでしょうか。 データからみていきます。 (2019年までのデータしかありませんでした。) ============================ ■2019年平均の雇用者数は5,660万人(役員を除く)。 そのうち正規の職員・従業員数は3,494万人で、前年から18万人増。 非正規の職員・従業員数は2,165万人で、前年から45万人増となりました。 出典:総務省「労働力調査」 ■非正規雇用から正規雇用への転換率6.7%(下図) 出典: リクルートワークス研究所「全国就業実態パネル調査( JPSED )」 ■正規雇用と非正規雇用の比率 男性77.7%、女性43.6%が正規社員 出典:総務省「労働力調査」 ============================ 2019年までのデータをみると 正規雇用が男性8割弱、女性5割弱となります。 正規雇用は年々増え続けるも非正規雇用のほうが25%増加率が高いです。 これは企業が自由な働き方を認める一方、いざという時に足切りもしやすくなる、 人件費負担を鑑みると正規雇用は必要最低の人数で との戦略からと考えられます。 参照: 非正規雇用労働者を採用する理由、1位は「賃金の節約のため」は企業としてどうなのか? 他方、働く側もいつでも身動きがとれる(いやなら気兼ねなく転職できる)および 自由な時間で働ける(フレックス)など利点も多く、双方の思惑が数字に 現れていると考えられます。 参照: 非正規社員の人達はなぜ非正規として働いているのだろうか(2020年公開版) 2020年は? 2020年の倒産件数は7809件、2000年以降で2番目の低水準 参照:https://prtimes.jp