マーケター必読!レッドオーシャン戦略とブルーオーシャン戦略 no.68

元広告代理店勤務のmiyukiです。

マーケター必読!レッドオーシャン戦略とブルーオーシャン戦略

 

本日はマーケターとして知っておかなければいけない
戦略の一つをご紹介します。

レッドオーシャン戦略
ブルーオーシャン戦略 についてそれぞれ説明します。


レッドオーシャン戦略とは。


レッドオーシャンとは、
血で血を洗うような競争の激しい既存市場を「レッド・オーシャン(赤い海)」と表現しています。

すでに確立されている市場、つまり競合がひしめく市場に参入する戦略を指します。
厳しい市場の中で生き残るために、
競合から利益を奪い取り、生き抜いていくための戦略といえます。


 レッドオーシャンメリット

すでに出来上がっている市場なので、
商品に関しての広告費用が抑えれます。「誰でも知っている」商品だからです。
また、売り込みの際も商品に関する売り込みをしなくてもよく
すでにある需要(客)をうまく取り込めば波に乗れる可能性大です。
逆にいうと、流行りにいち早く乗れればOKということです。


 レッドオーシャンデメリット

すでに確立されている市場に乗り込むというこは、競合がひしめいているということになります。
他社といかに差別化を図るか、がポイントになります。
需要がある市場=すでに認知されている商品をいかに自社から購入してもうらか、
ここを図れなければ埋もれてしまう可能性もあります。


 レッドオーシャン戦略市場例

タピオカドリンクとか高級食パンとか生フルーツサンド
ちょっと前だとチーズホットクなどです。





ブルーオーシャン戦略とは。

レッドオーシャン戦略のように血で血を洗う市場ではなく、
そこから可能な限り脱却して、競争のない理想的な未開拓市場である「ブルー・オーシャン(青い海)」を指します。
従来存在しなかった全く新しい市場を切り開き、新しい需要を掘り起こす戦略です。

全く新しい市場というと本当に今までにきいたこともない商品を思い浮かべる人も
いるかもしれないですが、そうではなく、今まで認知されていた商品の機能を
なにかを「取り除く」「減らす」ことで低コスト化を図る、または「付け加える」「増やす」ことにより
付加価値を高めるなどといった方法となります。


 ブルーオーシャンメリット

いままでにない市場を掘り起こすわけですから
これは「創業i者利益」ともいえるものがあります。
1社独占状態、または「始めたもん勝ち」で競合と顧客を取り合いせずとも
利益を独占できます。


 ブルーオーシャンデメリット

研究開発費、調査(マーケティング)費など商品を開発するための費用が掛かります。
また、商品(機能)の認知度が低いため、宣伝広告費がかさみます。


 ブルーオーシャン市場例

10分1000円カットや機能を可能な限り排除したHaier (ハイアール)の家電、
機能を最低限にし、かつボタン表示などを大きくしたシニア向けスマホ、
低価格、高機能の両方を生かす分野で成功したワークマンなどです。


👉まとめ

レッドオーシャン戦略、ブルーオーシャン戦略ともに
参入時期、市場規模などを見極めて、どちらで参入するか要検討。

一般的には(レッドオーシャン戦略で)すでにブームになりつつある商品に
追従する形で売りだす方が手間も費用もかからないと思います。
ですが、あくまでも2番手3番手ですから利益もそれなり(多数競合とわけあうため)に
なります。

一方、自社の商品に強みをつけて売り出す戦法は、多額の開発費などはかかってしまいますが、市場(需要)の波に乗ってしまえば、1社独占ですので早期に開発費等の回収も可能となります。



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