15.マーケティングミックス 具体例~4P~
マーケティングミックス 具体例~4P~
元広告代理店の miyuki です。
前回の
マーケティングMIX (マーケティングミックス)記事でマーケティングミックスとは
4Pのことであると書きました。
4つのバランスがとても重要とも書きました。
では具体例です!
例)
新商品「栗ぜんざい」があります。これをこれから売り出そうとしています。
<栗ぜんざいの仕様詳細>
・丹波の最高級栗を生産農家から直に買い付け
・小豆は北海道産の色つやもよく、粒のしっかりしたものを現地に何度も
足を運び調達
・ぜんざいの製造は創業50年の(自社)餅屋が長年の技術で小豆を煮詰め、
味を調え研究に研究を重ねた
・パッケージは栗、小豆、の生産者の思いと創業50周年の自社の技の自信を
表現してもらって高級感あふれるものに仕上げた(贈答用を視野に入れた)
・価格は材料、技術を考慮して市販のものより3割ほど高く設定
ここでこの商品のポジショニングがおおよそ決まりました。
この商品のpositionとストーリーは
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☆老舗餅屋の高級栗ぜんざい
老舗餅屋が最高級の素材をつかい50年の技で作り上げた栗ぜんざい。
最高級の栗と質のいい小豆を職人の技で仕上げたこの栗ぜんざいのおいしさを普段たべない人に知ってほしい。
日本の和菓子のすばらしさを再発見してもらいたい。
おもたせで買っていった先のお宅で上品な甘さの栗ぜんざいをみんなで食べていただき心を和ませたい。
と決まりました。
ではここで4Pのおさらいです。
●製品(Product) ⇒産地にこだわり厳選した高い品質
●価格(Price) ⇒高価
●流通(Place) ⇒???
●プロモーション(Promotion)⇒高級パッケージ、贈答用中元カタログ掲載
あれ!
どこで売るか?をまだ決めていませんでした。
もし今までにない高級感で売るのであれば販路の開拓です。
販売場所をどこにするか。
そこで社内会議です。
このお餅屋さんの営業会議では
「これから販路を開拓するのは難しい」との結論。
そこで、今までの販路で売ることになりました。
⇒今までの販路は
地元の商店街、地元の小規模スーパー
さて、
この栗ぜんざいはどうなると思いますか?
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