17.マーケティングを語るに欠かせない”4C"
マーケティングを語るに欠かせない”4C"
元広告代理店の miyuki です。
前回の記事は こちら マーケティングミクス 具体例 2
さてさて、前回までの記事で4Pの具体例を挙げました。
次は4C(フォーシ―)です。
4Cとは顧客の視点を重視した戦略ツールの1つ。
●Customer
Value(顧客にとっての価値)
●Cost
to the Customer(顧客の負担)
●Communication(コミュニケーション)
●Convenience(利便性)
です。
企業からみた4Pに対し顧客からみたものを4Cと言います。
つまり相対するものなのです。
1.その商品を使用するとあなたにどんないいことがあって
2.そのいいことと金額(代金)が見合った設定で
3.その商品の良さが十分あなたに伝わるように、
またあなたの声が十分に企業に届くように
双方向システムが構築されていて
4.あなたがその商品を入手するのに簡便であるか。
さっくり簡単に言うとこういうことです。
4Cは1990年にロバート・ローターボーン、4Pは1960年にエドモンド・ジェローム・マッカーシーによって提唱され、現在のマーケティングの基本となっています。
この理論が1度に出来上がったわけではないのです。
理論の話となるとカリキュラムのイメージになるので面倒臭いと感じる人もいると思います。このブログでは簡単にかみ砕いてお伝えします。
商売というのは売り手があって買い手がある。そこにお互いの利が合致しなければなりません。1つの商品がありそのよさを売り手がアピールし、買い手が理想の形だと(自分の利益なる)思えば購入する。売り手は利益が増え、買い手はライフスタイルの利便増や満足感を得られる。売り手も買い手も笑顔になる。 話しが少しだけそれますが,
「企業の目的が顧客の創造であることから、企業には2つの基本的な機能が存在することになる。すなわち、マーケティングとイノベーションである」これはP.F.ドラッガーの言葉です。顧客の創造と技術革新が企業には必要ということであります。売り手はお客が気付かなかったまたは深層にある欲求をほりおこし、「あ~こんなのほしかったの!!」と気づかせてあげて、新しいライフスタイルの提案をします。これで顧客が笑顔になれば売り手の存在意義もあるってことですね。
ドイツ系ユダヤ人 経営学者。のちにアメリカ国籍取得。
ドラッガーについてはのちほどアップしたいとおもいます。
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