18.今更ですけど アイドマの法則


アイドマの法則ってきいたことありますか?



どうしてもお店側は「売る立ち場」からモノを考えたり配置したりします。

ですが、買う側は「買いやすく」なければ興味も関心も買う気起こりません。


(ここでおさらい!みなさん1度は聞いたことがある)----------------------

購買心理 アイドマの法則
注意興味欲求記憶購買(この英語表記の頭文字をとったのが AIDMA)

もう1つ 購買行動プロセス アイサスの法則
注意興味検索行動共有
-----------------------------------------------------------------

購買心理とは

まず、めにとまって→興味をもってもらって→あ!これ試してみたいとおもって

→よし!これ買おうと商品名や特徴を覚えてもらい→購入。

この流れなんですよね。

ネットでいうと

あれ、なんだろうっておもって→おもしろそう!→ググります→そのサイトにログインします

(または訪問)→うわ~!映える~とおもって購入してインスタにアップ。



実店舗にしてもネットにしてもまず「あ!」と気づいてもらい

「むむ?」と興味を持ってもらわなければなりません。

特に実店舗では商品陳列や店内のムード作りはかかせません。




商品陳列には方法の1つとして
クロスマーチャンダイジングといわれるものがあります。

クロスマーチャンダイジング(関連陳列)とは、

カテゴリにこだわることなく、関連商品をまとめる事で相乗効果による売り上げ増を図る手法です。



みなさんがスーパーなどでよく見かける組合わせ(関連陳列)として

・ひき肉売り場に餃子の皮
・野菜売り場にドレッシング
・お刺身コーナーにワサビ、しょうが
・フルーツ売り場に練乳
・牛肉売り場に焼き肉のたれ
などなど。。。。これが関連陳列です。




この関連陳列はお客様にとっては買い忘れ防止、献立提案、お店側にとっては

ついで買いで売り上げアップ



このようにお客様の立場に立った商品陳列方法を駆使して商店は売上確保を

図っています。


売るだけではなく、いかにお客様に気の利くお店であるかをアピールするだけで、

そのお店が買いやすいお店となります。


みなさんにも経験があると思いますが、商品わけにストーリー性がなかったり

わかりにくい陳列のお店では買い物がしにくく次もまた来たいとおもいませんよね。


買いやすいお店→気軽に行きやすい→頻繁に通う=リピート率UP


または顧客の固定化へ導くことにもなります。


ちなみにヴィレバン(ヴィレッジヴァンガード)やドンキ(ドンキホーテ)などは
違う戦略のお店なので脈絡のない商品陳列、ごちゃごちゃ感があって
成り立つものなのです。




店内のムード作りには
ビジュアルマーチャンダイジング(VMD)といわれるものが有効となります。

購買者の視覚に訴える商品戦略。

例として

機能別に陳列していた商品を
色別に分けて「あ!かわいい」とか「え!あの服に合わせられる色だな」と
イメージしてもらう。
そのように「あ!」をつくるのがVMDです。

とにかく購買者のライフスタイルに商品を取りいれてもらえる=イメージしてもらえるようにムードをつくりあげるのも売り手側の役目です。



このブログの人気の投稿

誰でもわかる初心者マーケティング:プッシュ戦略とプル戦略 no.65

わかりやすく簡単に、マーケティング・マーケティング思考で勝つ! no.67

マーケター必読!レッドオーシャン戦略とブルーオーシャン戦略 no.68