53.大事なのは感謝と恩返しだ!~マーケターが紹介する”ドラッカー”
#半沢直樹 #感謝と恩返し #大和田 #ドラッカー #CSR
恩返しは人から受けた恩に報いることであります。
これは人と人(あるいは事象)との関わりあいから生じるもので、
決して一人立ちで成り立つものではありません。
必ず、起因するものがあってそのあとに派生するものです。
その派生の仕方も個人差があり、0の人もいれば宇宙的規模の人もいます。
さらに個人に限定して深めるならば
その人の生い立ちや今まで関わってきたマターにもより大小異なるでしょう。
つまり、個人に至っては感謝と恩返しは
個人差があり、施しをされても「余計なお世話」とおもったり
「やってもらって当たり前」と思ったりします。
ところが、企業に至っては感謝と恩返しの矛先は1つではありません。
コロナ禍で鬱々としている皆さんも「半沢直樹」をみてハラハラしていることでしょう。
最終的にはどんでん返し(いろんな意味で)なるのも面白さの一つですね。
今回のドラマでは半沢や大和田が重なりあって使っている決め文句が
「感謝と恩返し」ですね。
この感謝と恩返しの理念は実は企業にも通じるものであります。
感謝と恩返しがもつイデオロギー
文字通り、感謝とは心にありがたく感ずることであり、恩返しは人から受けた恩に報いることであります。
これは人と人(あるいは事象)との関わりあいから生じるもので、
決して一人立ちで成り立つものではありません。
必ず、起因するものがあってそのあとに派生するものです。
その派生の仕方も個人差があり、0の人もいれば宇宙的規模の人もいます。
さらに個人に限定して深めるならば
その人の生い立ちや今まで関わってきたマターにもより大小異なるでしょう。
つまり、個人に至っては感謝と恩返しは
個人差があり、施しをされても「余計なお世話」とおもったり
「やってもらって当たり前」と思ったりします。
ところが、企業に至っては感謝と恩返しの矛先は1つではありません。
あのドラッカーの名言にもある
企業とは何 を理解するには、企業の目的から考えなければならない。
企業の目的は、それぞれの企業の外にある。
事実、企業は社会の機関であり、その目的は社会にある。
企業の目的として有効な定義は一つしかない。
すなわち、顧客の創造である。
ピーター・ドラッカー
さて、みなさんはこの名言と感謝と恩返しとなにがつながっているのか?
と思うかもしれませんね。
話が少し脱線しますが、私はピーター.F.ドラッカーが大好きです。
(参照:ドラッカー著書はこちら)
ドラッカーが下記のように著書に書き残しています。
この思想が納得いくものであり、ドラッカーにはまった理由です。
・マーケティングとは「営業」をなくすことだ
・企業は社会の一員であるため社会に貢献することが第一義
・短所を修正するよりも長所をのばせ
・組織に関わる人々が「生産的」に働き、仕事を通じて「自己実現」できるようにする
こんなことを掲げている経営者がいるならお目にかかりたい。
ほとんどの経営者はきれいごとは並べます。
ところが実態はまったくうまくまわっていないのがほとんどではないでしょうか。
この理念を掲げていて実践している経営者が仮にいたとして、
その下についている部下が果たしてどこまで理解し、行動を起こしているでしょう。
話を戻します。
企業はざっくり書くと
利潤をだし、それを社会に還元しているのです。
「顧客の創造」とは
顧客が喜ぶもの、顧客のためになるものを製造・販売し
顧客が幸せになってはじめて
企業の顧客=利潤となるということなのです。
来店していただいたお客様へ感謝し
いつもお買い上げいただいている皆様へ
恩返しするために、また新しい商品を産みだしあるいは
世代超えて利用いただけるように末永く品質維持・安定供給の管理をする。
これこそが顧客の創造なのです。
大事なのは感謝と恩返しだ!
企業は社会の一員であるために
皆さんへ感謝と恩返しを繰り返しているのです。
それは商品提供のみならず
CSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)
も求められます。
平たくいうと
自社の利潤ばかり追い求めず、社会をよくするために行動をおこすこと。
社内だと
コンプライアンス、従業員を守る(ケア機関、教育機関など)機関を設け
従業員が働きやすい環境をつくること。
社外で
身近なものでいうと近隣の社員による清掃、市民が自由にやすめる
ロビーの開放、街中の椅子の設置、地域の盆踊り大会の協賛金出資など。
もう少し広げると、
被災地へ救援物資の提供、災害時の避難場所の提供、
今の時代でいうとコロナなので「うがい、手洗い、マスク、密はさけましょう」と
率先して企業が発言、行うことによる啓蒙活動など。
社会に対して企業が先頭を切って行うべきボランティア、奉仕活動を行います。
じつは、
本来の意味でいうと、「CSRとは企業活動そのもの」であり、
皆さんへ感謝と恩返しを繰り返しているのです。
それは商品提供のみならず
CSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)
も求められます。
csrとは企業が利潤を追求するだけでなく、組織活動が社会へ与える影響に責任をもち、あらゆるステークホルダー(利害関係者:消費者、投資家等、及び社会全体)からの要求に対して、適切な意思決定をする責任を指す。
Wikipedia
平たくいうと
自社の利潤ばかり追い求めず、社会をよくするために行動をおこすこと。
社内だと
コンプライアンス、従業員を守る(ケア機関、教育機関など)機関を設け
従業員が働きやすい環境をつくること。
社外で
身近なものでいうと近隣の社員による清掃、市民が自由にやすめる
ロビーの開放、街中の椅子の設置、地域の盆踊り大会の協賛金出資など。
もう少し広げると、
被災地へ救援物資の提供、災害時の避難場所の提供、
今の時代でいうとコロナなので「うがい、手洗い、マスク、密はさけましょう」と
率先して企業が発言、行うことによる啓蒙活動など。
社会に対して企業が先頭を切って行うべきボランティア、奉仕活動を行います。
ところが、ここで真逆のことを書きます。
いままで簡単にCSRは奉仕活動です、と書きましたが、
それは間違いです。
本来の意味でいうと、「CSRとは企業活動そのもの」であり、
顧客や従業員、ステークホルダーからの期待やニーズに答えるために、
企業戦略として対応していくものなのです。
あ、経済はEconomy以外にも意味があるのをご存知ですか?
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つまり、企業イメージや企業としての社会的立場を誇示(おおげさですけど)するために
CSRを利用しています。企業戦略の1つです。
被災地に支援物資を送ってメディアに企業をとりあげてもらい売上につなげようと
いう気持ちが裏にありながらも(笑)支援は本当にみなさんに
恩返しの気持ちが発端であることは間違いなので勘違いなさりませんように。
最後に
こうみてくると本当にマーケティングっておもしろいなと思います。
企業、社会、行政がおおきなサークルをつくり
そのなかに我々がいて(ステークホルダー、従業員だったり消費者という立場だったり)
商品とお金がそこをぐるぐると回る。
まー、それこそ経済ということなのですが、
そこにマーケティングが潜んでいるといいますか、
商売の根源があるといいますか、おもしろいですね。
マーケターからみると市場は大実験場で
次はこの手、次はあの手で戦略立ててみようかと考えるのが
楽しいです。
企業は自社の存続をかけて、従業員の生活がかかっているので
そんなのんきなことを言っている場合ではありませんが
経営者ではなくマーケター目線でいうと、大きな市場実験です。
そこら辺は元ZOZOの前澤氏と同じ思考なのでしょうか汗。
けいさいさいみん(経世済民)こくさいみん(経国済民)と語源があり、
中国の古典に登場する語で、文字通りには、「世よを經をさめ、民たみを濟すくふ」の意、
本来はより広く政治・統治・行政全般を指示する語であった。
(意:wikipedia)
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