46.新型コロナ関連助成金、給付金(個人事業主・企業向け)まとめ/広告費のとらえ方

元広告代理店勤務のmiyukiです。
#広告費 #2019年日本の広告費(電通) #新型コロナ助成金
コロナウィルス関連で皆さんのお仕事もご苦労されていると思います。
まず現状を少しでも立て直すのが優先です。
新型コロナに関する国や県の助成金、給付金をまとめてみましたのでご参考にしてください。

さて、
皆さんの会社では広告費予算をどれくらいに設定していますか。
今回は広告費についてお伝えします。


広告費は削減する費用の1番手となります。
コロナ禍で自粛が解禁となったとはいえ大変な時期です。
助成金などの一覧をまとめました。

広告費についてはその記事の↓に書いてあります。

   国や県の助成金一覧まとめ

コロナ禍で売り上げ減になり広告費どころか
人件費も賄えない人もいるかもしれません。

県によっては個人事業主や企業に助成金や融資をするところがありますので
出遅れないように検索してみてください。

▼経済産業省:持続化給付金【個人事業主・企業向け】


▼厚生労働省:雇用調整助成金(新型コロナウイルス感染症特例措置)【個人・法人向け】


▼商工会議所:小規模事業持続化補助金【個人事業主・法人向け】


▼北海道労働局:新型コロナウイルス感染症の影響に伴う雇用調整助成金の特例について


▼仙台市:緊急経済対策【個人事業主・法人向け】


▼千葉県:中小企業再建支援金特設サイト


▼福岡県:新型コロナウイルス感染症に係る福岡県制度融資について



地方のものは抜粋して掲載しています。

各都道府県のHPに記載がありますので
お調べください。

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  日本の広告費の現状

電通が2020年に発表した「日本の広告費」では
ネット広告が6年連続2桁成長、テレビメディアを上回る結果となっています。

●マスコミ4媒体(新聞、雑誌、テレビ、ラジオ
●インターネット広告
●プロモーションメディア広告(イベント、屋外広告など)
日本の広告費は大きく上の3つに分類しています。

総広告費におけるそれぞれの構成比は、
マスコミ4媒体が37.6%、
インターネットが30.3%、
プロモーションメディアが32.1%です。

※詳細は電通「2019年 日本の広告費」を確認ください。

特筆すべきは
スマホなどのモバイル端末の普及率が高く、すぐネット検索して
情報を得ることができる時代です。
それにともないマスコミ4媒体がこぞってデジタルプラットフォームに
進出してきました。



  日本企業の広告費は?

では企業の広告費はどれくらいでしょうか。

通信・サービス業は20%前後といれています。

今まで携わってきた企業をみると
業種にもよりますが実際問題だいたい売上の2%です。

月1千万円の売上で月20万円です。
月500万円の売上で月10万円です。

主な大企業の広告費の%を調べてみました。
(売上は四捨五入、2016年度)
参照:東洋経済


トヨタ自動車
売上 275億円 
広告費 1.6%


NTTドコモ
売上 45億円 
広告費 1.3%


セブン&アイホールディングス
売上 6億円 
広告費 2.7%


コカ・コーラボトラーズジャパン
売上 6億円 
広告費 7.3%


任天堂
売上 5億円 
広告費 9.9%


上を見てもわかる通り大企業で広告費は2%ほどです。
(新規参入企業は20%くらいは初期投資で使っているはずです。)

トヨタ自動車は広告費%が少なく見えますが
売上高がすごいですからね~。

そして新車発表などがない限り
極力広告費を抑えても十分にネームバリューがありますから。
ですがそこに至るまでは多大なる広告戦略はやってきています。

そして、大企業になってもやはり広告費は外せないのです。
つまり0にはできないのです。




  自社の広告費はいくらですか?

地域や競合、職種、会社の認知度などより%は一概にだせませんが
1年間で500万円の売上だとすると月10万円です。

そうなるとWEB管理費や月々の看板広告などであっという間に
10万円は消えてしまいます。

特にコロナ禍で
売上が減少すると一番に削減しやすいのも実は広告費なのです。

ですが、売上がないからといって、広告を一切やめてしまうと
さらに来店者数が伸びず売上が減少するという悪循環になります。

コモディティ商品のお店はこの限りではありませんが、
資本力のある競合店には負けてしまいます。

広告費を最小限に抑えたほかに、削減できる経費がないか
検討する必要がありますね。

今一度、販促計画を練り直してみてください。


  広告費を最小限に抑える方法?!


皆さんに活用していただきたいのが地元フリーペーパーや
地元専門の組合のようなWEBショップです。

これは月間広告費2万程度で掲載が可能です。
なかには広告費0円というのもあるでしょう(売上から手数料払いなど)
それを有効活用します。

コロナ禍でまだまだ県外から人の流れが起こるのは先のはなしです。
地元の人たちに満足してもらう施策に切り替えましょう。

◆販促計画を立てる

次に、販促計画を綿密に立ててください。
広告の垂れ流しほどもったいないものはない。

イメージ広告などの戦略は、この際二の次です。
今は売上をあげる広告です。

販促計画とは4月1か月を4週などと数えるのではなく
1年を52週などに分けて季節、時流、イベントを兼ね合わせてメリハリよく
立てていくものです。

お金をかけるべきところを選定し効率よく予算を組める方法を練ります。

イベント参加もいい宣伝効果になっていいと思います。

ただしイベントや雑誌のプレゼント企画を請け負うときは
出す商品をよく選別してください。

初めてあなたの企業の商品を使う人にはファーストインプレッションが大事です。
自社の強みの商品を8割程度の力でアウトプットしましょう。

あ~もう少し食べたかった!今度は実店舗にいって食べてみたい!と
思わせれば作戦成功です。





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